ゲルト・ミュラーが8月15日に亡くなったことを知って、すぐに脳裏に浮かんだのがこの白黒写真でした。
サッカーマガジンの70年W杯増刊号に載っていたこの写真。何度も記事を読み返した時に目にして頭の中に焼き付いています。
Embed from Getty Images写真のキャプションにも書かれている通り、舞台はメキシコシティにあるアステカ・スタジアム。
1970年6月14日に行われた西ドイツ対イングランドの準々決勝。
2-2で延長に入り、勝負の決着をつけたのがこの108分のゴールでした。
イングランドGKピーター・ボネッティを破るこの華麗なボレーのシーンは半世紀以上経った今も、そした多分これからも、記憶から消えることはありません。