11月16日にW杯前の最後の親善試合、オマーン戦を行うドイツ代表ですが、シュテーゲン以外にも体調が万全でない選手がいるようです。
前日の記者会見に出席したドイツ代表のハンジ・フリック監督は、リハビリ中のトーマス・ミュラー(33歳/足首)とアントニオ・リュディガー(29歳/腰)の2人のベテラン選手は、今週土曜日からしかチームでの練習を再開できないと述べています。
同監督はまだ全ての選手のコンディションを完全に把握していないようで、ミュラーは「十分に準備できた」状態でチームに到着したと述べた一方で、その他の選手については、個別に負荷をコントロールすることになっており、「誰がまだ休養を必要としているのか、よく見ていく」と語っています。
同じくベテランのマリオ・ゲッツェ(30歳)のコンディションにもフリック監督は気を使っており、所属するフランクフルトで多くの試合に出場していることから、身体的にどうなのか、様子を見たいと述べています。
ゲッツェに言及した際、5年ぶりに代表入りしたこの選手をフリック監督は改めて賞賛しており、「マリオはファーストサードで非常に高いクオリティを持っている。短くて意外性のあるダイレクトパスを駆使してディフェンスの壁を突き破ることができるのだ。(現在は)とてもリラックスしていて、とても成熟している」と述べています。
ドイツの専門誌kickerはオマーン戦のスタメンを以下のように予想しています。
GK:ノイアー
DF:ケーラー、ジューレ、シュロッターベック、ラウム
MF:キミッヒ、ギュンドアン(or ゴレツカ)
MF/FW:ムシアラ、ニャブリ、ホフマン、サネ
また、先発ではないと思われるものの、プレーするであろう選手として代表初選出の2人、FWユスファ・ムココ(ドルトムント)とFWニクラス・フュルクルーグ(ブレーメン)の名前をあげています。
フリック監督によると、シュテーゲンは、回復に向かっているそうで、16日にマスカットに到着するか、その後カタールでチームに合流する予定だそうです。