欧州予選プレーオフ・パスB:準決勝の会場と開催日程が確定

2026年FIFAワールドカップ(W杯)への最終切符を懸けた欧州予選プレーオフ・パスBの開催がいよいよ目前に迫っています。グループF(オランダ、日本、チュニジアと同組)の最後の1枠を争う4カ国(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の対戦詳細が確定し、各国の準備状況が報じられています。本記事では、準決勝の会場決定の背景と、各チームの最新動向を解説します。

ウクライナ対スウェーデン:スペイン・バレンシアでの中立地開催が決定

3月26日に行われる準決勝の注目カード、ウクライナ対スウェーデンの一戦は、スペインのバレンシアにある「エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア(レバンテUDのホームスタジアム)」で開催されることが正式に発表されました。

ウクライナ代表は国内情勢の影響により、ホームゲームを国外の中立地で実施せざるを得ない状況が続いています。FIFAおよびUEFAの協議の結果、気候が安定しており、多くの避難民やサポーターがアクセスしやすいバレンシアが選定されました。

スウェーデン代表を率いるグレアム・ポッター監督は、中立地での開催について「ウクライナの団結力は驚異的であり、バレンシアでの試合は非常にタフなものになる」との見解を示しています。ポッター監督は2025年10月、成績不振で解任されたヨン・ダール・トマソン前監督の後任として就任し、チームの再建を託されています。


ポーランド対アルバニア:ワルシャワの「要塞」で迎える一戦

もう一方の準決勝、ポーランド対アルバニアは、ポーランドの首都ワルシャワにある「PGEナロドヴィ(国立競技場)」で開催されます。

5万8,000人以上の収容人数を誇るこのスタジアムは、ポーランド代表にとって極めて高い勝率を誇る「要塞」として知られています。ポーランドサッカー協会(PZPN)は、チケットが販売開始から数時間で完売したことを発表しました。

対するアルバニアは、近年急成長を遂げており、昨年のユーロでの躍進を背景に「ポーランドの牙城を崩す準備はできている」と強気な姿勢を崩していません。

ポーランド代表のエース、ロベルト・レバンドフスキーにとっては、自身のキャリアの集大成となるW杯出場に向けた、負けられない一戦となります。


まとめと展望

欧州予選プレーオフ・パスBは、開催地が確定したことで、各国の戦略もより具体的になってきました。バレンシアでの中立地開催、そしてワルシャワでの熱狂的なホームゲームという対照的な環境で、3月26日に運命のキックオフを迎えます。

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