20世紀最高のマンチェスター・シティの選手と言われたコリン・ベルが1月5日亡くなりました。74歳でした。
ハードな運動量誇る一方で非常にスキルフルでもあった彼は、1960年代から1970年代にかけて活躍しました。
1969年のFAカップをはじめ、シティのために国内のあらゆる栄誉を獲得。また、イングランド代表として48試合に出場し、9ゴールを記録しています(70年W杯で3試合に出場)。
そのキャリアは短く、1975年11月のダービーで、ユナイテッドのマーティン・バカンのタックルで膝を負傷したことが影響し、その4年後33歳で引退することになってしまいました。
ニックネームはニジンスキー。有名なロシアのバレエダンサーにちなんだものではなく、イギリス三冠を達成した最後の競走馬にちなんだものでした。
個人的な思い出
サッカーマガジンの英国特集(?)で何度も見ていたので、彼には思い入れがあります。ただ、実際プレーを見た訳ではなく、雑誌の写真で知っているだけ。想像だけがどんどん広がる、そんな時代でした。
その頃のマンチェスター・シティの選手で名前が浮かぶのは、コリン・ベル、マイク・サマービー(カッコいい名前だと思いません?)、そしてロドニー・マーシュ!
マンUほど有名ではないけど、スタイリッシュで格好いい。ろくに見たこともないのに勝手にそんな姿を思い描いてた記憶があります。
72/73シーズン マンチェスター・ダービー
こちらはザ・ガーディアンがベルの代表的な試合として紹介していた試合。
1972年11月18日に行われたマンチェスター・ダービーです。
ベルがハットトリックを決めたんですが、中を見てみると???
1点目はサマービーのCKからドイルがヘディングシュート。これをマンUのGKステップニーがまさかのファンブル。ベルが易々とゴールに流し込んでしまいます。
2点目は、これ完全にオウンゴール。
3点目もマンUの守備陣のミスのせいなんで自滅に近い。でも、ベルのシュートは素晴らしい!
YouTube の登録者のコメント欄に以下のように書いていたのは、こういうことだったのか!
Goals: Colin Bell hat-trick (no way is that an own goal!)