1930年W杯決勝(1930年7月30日)
ウルグアイ 4−2 アルゼンチン
首都モンテビデオの繁華街「7月18日通り」(アベニーダ・ディエシオーチョ・デ・フリオ)の東端に、ホセ・バージェ・イ・オルドニェス公園がある。この広大な敷地の東の一角に8万人収容のセンテナリオ競技場がある。英語でいえばセンテナリー。1825年の建国100年を記念し、1930年の第1回ワールドカップ開催のために建設されたもの。
出所:8万人収容のエスタジオ・センテナリオ 賀川サッカーライブラリー
エステジオ・センテナリオには対岸から多くのアルゼンチン人サポーターも集まり、9万人の観衆が競技場を埋め尽くした。
12分に先制点を奪われたアルゼンチンは、20分にペウチェレ、37分にスタービレ(写真)が連続ゴールをあげて逆転。
ウルグアイは後半、怒涛の反撃。57分にセア、68分にイリアルト、89分にカストロ(写真)がゴールをあげて逆転に成功。初のワールドカップを制した。