日本代表がグループステージ第2戦でチュニジア代表と対戦するメキシコ・モンテレイでは、本大会に向けた準備が最終段階に入っています。この試合はワールドカップ史上通算1000試合目という歴史的な節目となることが確定しており、世界中から注目を集めています。現地を訪れる日本人サポーターにとって大いに気になる、会場の最新状況について整理しました。
2026年6月20日22時キックオフ:歴史的な「1000試合目」
日本代表対チュニジア代表の一戦は、現地時間の2026年6月20日(土)22:00にエスタディオ・モンテレイでキックオフされます。日本時間では翌6月21日(日)13:00となります。この試合はFIFAワールドカップ通算1000試合目という記念すべきマッチナンバーが割り振られており、開催都市モンテレイにとっても大会最大のハイライトの一つとして位置づけられています。深夜のキックオフとなるため、観戦後の市内への移動手段や治安対策についても、当局による特別な計画が進められています。
モンテレイ国際空港の利用料(TUA)高騰への留意点
モンテレイへの渡航において、サポーターの予算に直接影響するのが空港使用料(TUA)の動向です。モンテレイ国際空港は、大会に向けた4億ドル規模のターミナル拡張や近代化改修のコストを背景に、メキシコ国内の開催都市で最高水準の利用料を設定しています。航空券を予約する際は、運賃に加えてこのTUAが反映されるため、メキシコシティやグアダラハラを経由する際も、最終的な渡航費用が他都市より高くなる傾向にあります。一方で、空港内には迅速な入国を可能にするデジタルゲートが導入され、混雑緩和が図られています。
世界最高峰のハイブリッド芝「タコマ31」の導入
試合会場となるエスタディオ・モンテレイでは、FIFAの厳格な要件を満たすため、ピッチに最新のハイブリッド芝「タコマ31」が敷設されました。この芝はモンテレイの激しい寒暖差や乾燥に強く、日本代表が得意とする精密なパスサッカーを支える理想的なピッチコンディションを提供します。また、スタジアム内には新たにコンパクトなエネルギーソリューションや低電圧機器が導入され、持続可能な大会運営に向けた銀(シルバー)認証を取得するなど、ハード面での準備は万全です。
原文リンク: FIFA – Monterrey to host four FIFA World Cup 2026 matches(英語)
市内交通インフラとメトロの進捗状況
現地での移動の要となるのが、現在建設中の地下鉄(メトロ)4号線および6号線です。特にスタジアム周辺を通る区間について、モンテレイ市は大会開幕までの開通を目指して24時間体制で工事を進めています。これが稼働すれば、サポーターの滞在拠点からスタジアムまでのアクセスが劇的に改善され、深夜試合終了後のタクシー不足や渋滞問題を回避できる見込みです。また、試合当日には主要エリアを結ぶ専用シャトルバスの運行も予定されています。
原文リンク: Milenio – Se dispara TUA en Aeropuerto de Monterrey; es la más cara de las sedes mundialistas(スペイン語)
まとめと展望
日本対チュニジア戦は、歴史的な1000試合目という舞台に加え、夜22時キックオフという異例のスケジュールで行われます。モンテレイ側は最高水準のピッチとインフラで世界を迎え入れる準備を整えていますが、サポーターにとっては空港利用料などの渡航コスト増や、深夜の安全な移動手段の確保が事前の課題となります。今後は、3月に予定されている現地のテストイベントの結果や、公式のファン観戦ガイドの発表が待たれます。