2026年FIFAワールドカップ(W杯)の組み合わせ決定により、日本代表が属するグループFの「第3戦の対戦相手」となる欧州予選プレーオフ・パスBの動向に注目が集まっています。ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアの4カ国は、3月に開催される一発勝負のトーナメントに向けて、最終局面の準備を加速させています。
ウクライナ代表:スウェーデン戦の会場をスペイン・バレンシアに決定
ウクライナサッカー連盟(UAF)は、3月26日に行われるプレーオフ準決勝のスウェーデン戦を、スペインのバレンシアにある「シウダ・デ・バレンシア」で開催することを正式に発表しました。
現在の国内情勢により自国開催ができないウクライナですが、今回は気候や移動の利便性を考慮し、レバンテUDの本拠地を選択しました。セルヒー・レブロフ監督率いるウクライナは、この会場でスウェーデンと対戦し、勝利した場合は3月31日の決勝も同会場で行う予定です。スペインでの開催は、欧州各リーグでプレーする主力選手たちのコンディション維持にも寄与すると期待されています。
- 原文リンク: UNN – Ukraine national team to play decisive 2026 World Cup play-off matches in Spain(英語)
- 原文リンク: CNA.al – Ukraine surprises with the stadium, it is revealed where the play-off matches will be played(英語)
アルバニア代表:シルヴィーニョ監督が契約更新、悲願の初出場へ
2026年1月8日、アルバニアサッカー連盟(FSHF)は、ブラジル人のシルヴィーニョ監督およびコーチ陣との契約を2026年7月まで更新したと発表しました。
シルヴィーニョ監督はチームをユーロ2024出場に導いた実績があり、今回の契約更新は史上初となるW杯本大会出場に向けた連盟の強い信頼の表れです。アルバニアは3月26日の準決勝でポーランドと対戦します。指揮官は「ポーランドのことは熟知している。我々にはこの場所にいる資格がある」と述べ、90分間の勝負に全力を注ぐ姿勢を強調しています。
- 原文リンク: FSHF – Sylvinho & Staff of the Albanian National Football Team Sign Contract Extensions(英語)
- 原文リンク: Telegrafi – Sylvinho believes Albania will go to the World Cup(英語)
強豪の再生:ポーランド(レバンドフスキー復帰)とスウェーデン(ポッター新体制)
パスBの有力候補であるポーランドとスウェーデンも、本大会出場に向けて体制を整えています。
ポーランド代表はヤン・ウルバン監督のもと、大黒柱のロベルト・レバンドフスキー選手がキャプテンとしてチームを牽引しています。一方のスウェーデン代表は、2025年11月に就任したグラハム・ポッター監督が指揮を執ります。ヴィクトル・ギェケレシュ選手やアレクサンダー・イサク選手といった強力なFW陣を擁するスウェーデンが、新体制でいかに立て直してくるかが焦点となります。
- 原文リンク: The Guardian – Sweden into playoff after losing Graham Potter’s first game(英語)
- 原文リンク: FIFA – Robert Lewandowski makes Poland return(英語)
まとめと展望
欧州プレーオフ・パスBの勝者は、以下の日程でW杯グループステージを戦います。
- 6月14日:対チュニジア(モンテレイ)
- 6月20日:対オランダ(ヒューストン)
- 6月25日:対日本(ダラス)
日本代表にとっては、グループステージ突破の行方を左右する「運命の第3戦」の相手となります。実績十分なポーランドやスウェーデンが底力を見せるのか、あるいは勢いのあるアルバニアやウクライナが「最後の一枠」を勝ち取るのか。3月の決戦から目が離せません。