2026年FIFAワールドカップにおいて、オランダ代表がアメリカ・ミズーリ州およびカンザス州にまたがるカンザスシティ圏をベースキャンプ地とする案が有力であることが、複数の現地メディアおよび関係者の証言により明らかになりました。オランダ代表は当初、グループステージで2試合を戦うテキサス州も候補に含めて検討していましたが、最終的に地理的優位性と施設の充実度からカンザスシティに傾きつつあるようです。
選定の背景:テキサス案を退けカンザスシティを選んだ理由
オランダ代表は、ベースキャンプ地の選定にあたり複数の候補地を視察しました。グループステージ第1戦(ダラス)と第2戦(ヒューストン)がテキサス州で開催されるため、同州も有力候補となっていましたが、最終的にはカンザスシティを選ぶことになりそうです。
その主な理由は以下の通りです:
- 地理的中心性: カンザスシティは北米大陸のほぼ中央に位置し、米国、カナダ、メキシコの各開催都市への移動効率が高い。
- 既存施設の質の高さ: 新たな施設建設を必要とせず、既存のプロ仕様のトレーニング環境が整っている。
- サッカー文化の定着: 専門的なサッカー施設や熱心なファンベースが存在する。
[原文リンク: KCUR – Kansas City caught the eye of 3 World Cup powerhouses as teams make base camp selections(英語)]
拠点の候補施設:世界基準のトレーニング環境
カンザスシティ近郊では、以下の3施設がベースキャンプの候補としてFIFAの公式パンフレットに掲載、または地元組織(KC2026)によって提示されています。オランダ代表がどの施設を専用で使用するかについての最終的な公式発表は、2月以降になる見通しです。
- コンパス・ミネラルズ・ナショナル・パフォーマンス・センター: MLSスポーティング・カンザスシティの本拠地。5面の天然芝ピッチと最新のスポーツパフォーマンス・ラボを備える。
- University of Kansas Health System トレーニングセンター: NWSLカンザスシティ・カレントの施設。約1,600平方メートルの広さに、2面の天然芝ピッチと1面の人工芝ピッチを完備。
- ロック・チョーク・パーク: カンザス大学の施設。2,500席のサッカースタジアムを併設し、大規模なチームの受け入れが可能。
[原文リンク: FOX4 News Kansas City – Argentina, England, Netherlands to base 2026 World Cup camps in Kansas City metro: Sources(英語)]
まとめと展望
オランダ代表は、カンザスシティを拠点とすることで、テキサス州での連戦を含むグループステージの戦いに万全を期す構えです。FIFAによる各国のトレーニング施設の最終確定は2026年2月初旬に予定されており、詳細な宿泊ホテルや一般公開練習の有無については、その後に公表される見込みです。